代官山天上天下。の巻
東西線:割と遭遇する
そらさん:そんなに遭遇しない
したずさん:そんなに遭遇しない
キャミィ様:遭遇する
一対一の食事かと思い
話を進めていた東西線。
しかし気がつけば、
はじめましてが三人という、
おいおい大丈夫か...のスタートです。
はじめましてだと言うのに...
時間丁度に駅に...
三人とも待たせてしまってる...
地獄...
お、お待たせしました!
わー!東西線さんだ!
はじめまして!!
よろしく!
3人とも初対面なので、
むっちゃ緊張してます...
宜しくお願いします!
フフフ...
!
せいぜい緊張するがイイサ!
麗しい...(恍惚)
代官山...全く縁がない街です。
改めて見ると、
やっぱここって生活に余裕が
ある人の街って感じですねえ。
そう?仕事でよく利用してたから
もう慣れちゃったよ。
僕、てっきりそらさんって
東京の人とばかり。
東京住んだことないですよー?
文章だけだと、
どうしても距離感って
見えなくなっちゃうから
わかんないもんですね。
オススメの店あるんですよ、
大好きなお気に入りの店!
いえーす!楽しみだなあ!
...ってことで満席らしいです。
oh...。
あら残念。
14時からは入れるみたい!
どこかで暇つぶししましょう。
申し訳ない!
いえいえ!予定不調和でも
この街なら
どこぞと困りませんよ。
さっき通りがかったところの、
どっかでいいんじゃない?
そーだね!そーしましょ!
あ。さっきここの店の看板、
眺めてたら
いきなりバタンって
ぶっ倒れた店だ。
ふふ、ごめんなさいね。
私の魔力が漏れちゃったのよ。
でも、その力って、
百兆分の一とかですよね。
フフフ...察しがいいわネ。
その気になれば
一面焼け野原よ!
(お麗しいーー!!)
と、ここもいっぱいかあ。
割と隠れ家的なココでも駄目、
ってことはどこも駄目そう。
ここは?
えっ、ここぉ?
これ明らかに、
本来座る場所じゃないわ?
通路だし。
一時的に
ここで待ってていいですか、
って伝えます。
中が空いたら中に
通してくださいって。
ありがとうございます!
いえいえ。
ついでにメニューももらって、
先に頼んでおきましょ。
はーい!
え?ここにお酒がくるの...?
みたいですね?あれ?
しかもキャミィ様だけくるし...
あーん。泡が抜けちゃう。
それに私、この席だと
通路歩く人と眼があって
恥ずかしいワ...?
うーん。
中に通してくれるって
確かに言ってくれたのになあ...。
なんか...
うん...
フー...
ニコッ
さいっていだね、
この店...
す、素晴らしい笑顔で
凄い言葉出てきたー!!
けど全面同意!圧倒的同意!!
うううーー...ごめんなさい、
東西線さんの初対面なのに、
こんなぐだぐだで...。
とんでもない。
だってこれは想定外の更に上。
それにほら、下を知ってから
上を知ると...ね?
ギャップで、
すごく得した気分に?
あー!なるほどそっかー!
良かった、
じゃあ酷くても大丈夫だー!
いや大丈夫ではないです。
まぁまぁ。
店員さんは
若くて見た目良いわよ?
それだけでもまだマシよ?
生きる力強め...!
週末で人が多かったから、
うまく伝達がいかなかったのかもですね。
こういうケースもある、ということで...!
場所を再び、そらさんオススメ店に移動!
やっと14時に!
テラス席
いけるみたい、やったね!
天気良いし最高だね。
わーい。
おおーーー!
凄い見晴らし...!
でしょでしょ。
夜になっても
夜景が凄いんだよ。
東京タワーも見えるしね。
あと店員さんが...
ね。
整った身なりしてる。
それはとても、重要なコト。
お、メニューが来ましたね。
え...これは驚きですね。
僕、代官山でランチ
って聞いたから無茶苦茶
お財布に優しくないんじゃ
って思い込んでたのですが、
安い...!
デザートもついてこの値段!
でしょでしょ。
しかも!
平日は1000円になるよ!
代官山でお高いところ
っていうのは大体が
駅からのアクセスが良かったり
一階に飲食スペースあるところ。
そういうところは、
それなりの値段
するから気をつけてね。
わあ、
何から何までありがとです。
いえいえ。
...僕ね、
今回東西線さんにブログでね、
書いて欲しくて。
だからここぞとばかりにね、
こうやって
良い人アピールしたらさ、
読んでる人に
好印象つけれるでしょう?
ん?
フフフ...。
...そういうのって
本人の前で、
言っちゃダメですよ?
あ...やばー!
書かないでね、こういうの!
ええ、ええ勿論(※)
※書きます
かなりお得なランチの登場!
ボリューム満点な上に食前酒付!
とってもゆとりのあるソファーなので
長居出来ちゃう素敵プレイスです!
すごく美味しい!
美味しいです!
それは良かった!
あっ...それ美味しそうだね?
?
食べる?
いいの!?ありがとー!
ぱくぱく
ぱくぱく
ぱくぱく
...食べ過ぎでは?
ね、私も思っちゃった。
えー!?
だって美味しいんだもん!
理由になってないですよ?
二人は知り合って長いんです?
いや?
んーとはじめましてして、
半年も経ってないかな?
はじめましてして、
半年も経ってない人のご飯、
そんなに食べれます?
私は、無理カナ...?
だって美味しくて!!
距離感ヤバいわよ。
と。お花摘みに行ってきますネ。
ついでにあの男前の店員に、
場所わかってるけどお花摘み場、
聞いてきてマジマジと見てくる!
戦略素晴らしいですね。
よーし全員やりましょその作戦。
あ、おかえりなさい。
...いたのよ...。
え?なに?
いたの、黒い魔女たちが...。
魔女...ああ、妙齢のコッチの人ね。
判断が難しい身なりだったけど、
若い男とおっさん二人
の組み合わせ、
ってくれば絶対そうに決まってる!
そう、そうね。
恐らく若い子は地方からきたの。
そして二人で良い思いさせて、
あわよくばセックスね。
読めたわ。
短時間で緻密なプロファイリング。
ですが、そうですね。たしかに。
それに
全然高くないのに高そうで
良い雰囲気の店で奢ってあげれば
全員の自尊心も満たせますもんね。
安上がりな欲望捌け口ってわけか。
えっとどうしました?
いや、東西線さん口悪いなあって。
うん。なにげにさらっと酷いよね。
フフフ...ちょっと吃驚しちゃった。
東西線さんも書いてね!
今言ったこと!
え、ええー...。
今回利用した店
アシエンデ デル シエロ
東京都渋谷区猿楽町10−1−9
おまけ
東西線さん、待ってる間ね。
すっごい人がいたの。
ほうほう?
恐ろしい女よ...
とんでもない女。
ほうほう...?
まずね、見た目がね、
それでね、手にねジップロック。
パンパンにね、中につまってるの。
ポップコーン?みたいなものが。
ポップコーン?
っていうよりは麩菓子っぽい?
そうね、言われてみれば...!
それでね、
その女は電話中だったの。
なんの話してるのかな、って
聞いてたら
ちょ、ちょっと待って。
その人どこにいたんですか。
フフフ...。
私の真横ヨ...。
ヒッ...。
そういう人をね、
キャミィちゃん
引き寄せちゃうだよね。
そんな霊みたいに...。
でね、でねよ?
ほら、
あの女言ってたの再現して?
えーっと、
場所はねえ!
正しい!面!
って書いて!!
正!!!!
面!!!!
口!!!!
...ゾッとするでしょう...?
そうですね。
まず会えそうにないですよね。
そういう人、新宿にはいるけど
代官山で真っ昼間に会うのって
天文学的な数値のような...。
キャミィちゃん、
引き寄せちゃうから。
そんな霊みたいに...。
その数分後、キャミィ様の前にあった
看板が謎の大転倒を引き起こしたのでした...。
次回は三鷹で見る星々、と鶏の予定です。